こんにちは。
先日、高知大学の学生の皆さんと共同で、「実生ゆず」の魅力を海外からの観光客へ届ける社会実験を実施しましたので、ご報告いたします。
今回の企画は、高知大学の学生さんから「自分たちの研究として、このような取り組みに挑戦してみたい」とご相談をいただいたことがきっかけでした。
その熱意に共感し、私たちも共同で企画に参加。超大型客船「ダイヤモンド・プリンセス号」が高知港へ入港する日に合わせ、高知市内を訪れる乗船客の皆さまを対象にイベントを開催しました。
社会実験の目的
今回の目的は、高知の地域資源である「実生ゆず」の魅力を海外から訪れる皆さまに知っていただくことです。
試飲や交流を通して認知度を高め、将来的な販路開拓や地域商品の価値向上につなげるための第一歩として実施しました。
日時:7月14日(火)早朝~昼過ぎ
場所:高知はりまやアンサンブル入口
内容:実生ゆずのアップサイクルから生まれたホールフードドリンクによる「ウェルカムゆずドリンクサービス」
いざ実践。しかし、現場には予想外の現実がありました
当日は、高知港へ到着したダイヤモンド・プリンセス号の乗船客の皆さまを迎え、学生の皆さんと一緒に元気よくスタートしました。
ところが、実際に始めてみると、欧米からのお客さまの多くが、無料で提供しているドリンクを手に取ってくださらないのです。
事前に想定していたよりも受け取り率は低く、「なぜだろう」と戸惑う場面が続きました。
現場だからこそ得られた貴重な気づき
そんな私たちに声をかけてくださったのが、お隣で出店されていた「楽市楽座」のご婦人でした。
「国によって反応はまったく違いますよ。欧米の方は、無料であっても、よく分からないものは口にしないことが多いんです。逆に、アジアのお客さまは試飲や試食にも積極的ですよ。」
そのお話を伺い、私たちは大きく納得しました。
机の上で考えた計画だけでは分からない、文化や価値観の違い。それは実際に現場へ出たからこそ得られた、何より大きな学びでした。

挑戦したからこそ得られた成果
今回の社会実験では、販売数や配布数以上に、「現場でしか得られない気づき」を得ることができました。
海外からのお客さまへのアプローチ方法や伝え方など、今後の販路開拓やインバウンド事業に向けた多くの課題と可能性が見えてきました。
こうした経験を一つひとつ積み重ねながら、より良い取り組みへと発展させていきたいと思います。
今回ご一緒いただいた高知大学の学生の皆さん、そして貴重なアドバイスをくださった「楽市楽座」の皆さまに、心より感謝申し上げます。
次回は学生の皆さんが主体となって挑戦します
今回の経験を踏まえ、第2回目の出店は高知大学の学生の皆さんが主体となって実施される予定です。
今回得た学びをどのように活かし、新たな工夫へとつなげていくのか、私自身もとても楽しみにしています。
会場は今回と同じ「高知はりまやアンサンブル入口」を予定しています。
日時などの詳細は、決まり次第あらためてご案内いたします。
お近くへお越しの際は、ぜひ学生の皆さんの挑戦を温かく応援していただければ幸いです。